バリは南半球の島
『XX歳の留学生に驚いた日』
私が2週間の留学にバリを選んだひとつの大きな理由は「訪れたことがないから。」でした。「そこに山があるから」とは有名な登山家の台詞ですが、昔からひとり旅が好きな自分にとって、未知の場所へ行くことは自然なことなのです。但し、安全であることと、英語が通じることが必須条件なのですけれど。
インドネシアのバリ島は観光業が盛んです。南半球に位置するリゾート島ゆえに、飛行機で数時間のオーストラリアから多くのサーファーが波乗りに訪れます。また、近隣のアジアのみならず北アメリカやヨーロッパからもバケーションに来る人がたくさんいます。島全体が観光に対して先進的で、外国人を受け入れてくれる温かい空気が備わっていたのでした。それは、滞在中、現地の方の親切に何度も触れる機会があり、何度も実感しました。
私が通ったのはジンバランに位置する日本人経営の語学学校でした。生徒はおおむね10人から15人ほどの小規模校です。授業は月曜日~金曜日のフルで6時限。バリ人の先生と一対一のレッスンです。
到着した翌日にレベル分けテストを受けました。久しぶりのテスト!結果は7割の正答率(涙)・・・。ですが自分の弱点を知り、新たな目標が生まれました。
休み時間。交流スペースを見渡すと、一人の年配の男性を見つけました。留学生の大半は20代~40代、ボリュームゾーンは30代でした。ですから60代(?)に見える方は非常に珍しかったのです。早速「英語で」その方に声をかけることにしました。(つづく)
Written By : Teacher Yumi
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